直流抵抗

 直流抵抗値は直流の電気の通りやすさを測定する項目ですので、ユーザーの方が一番知りたい値です。

 音響ケーブルの直流での抵抗値は非常に低いために、ハンドテスターで抵抗値の差を見るのは難しいことが多いです。当社では米国、ヒューレットパッカード社製のミリオームメータを使用して10μΩ(0.000 01Ω)からの測定が可能です。

(注)抵抗値が低いから「音が良い」というわけではありません。


インピーダンス

インピーダンスは交流の電気の通りやすさを測定する項目です。一般的には1KHz、1MHzで測定した数値が表示されています。実際にはインピーダンスは周波数により値が異なりますので当社では米国、アジレント製の測定機を使用して20Hzから1MHzの任意の周波数で測定が可能です。

(注)抵抗値と同様、インピーダンスが低いから「音が良い」というわけではありません。


比誘電率(誘電率)

 比誘電率は物体の分極のしやすさを真空と比較して表した値です。(「誘電率」とも呼ばれる事が多いですが、「比誘電率」は真空と比べた値ですので単位はありません。それに対し「誘電率」は物質固有の値を持ちますので単位があります。「比誘電率」と「誘電率」とは似ていますが違うものです。)
通常は1KHz、1MHzで測定した数値が表示されています。ケーブル構造、材料、周波数により比誘電率は変わります。当社では米国、アジレント製LCRメータを使用して20Hzから1MHzの任意の周波数で測定が可能です。


誘電正接

 誘電正接は交流信号における損失の割合をあらわす数値で、電気関連の仕事に従事している人間には「タンデルタ」or「タンデル」のほうが通じやすい呼び方です。ケーブル構造、材料、周波数により誘電正接は変わりますが、周波数が高くなるに従い数値が大きくなる傾向が強く、誘電率と合わせて測定を望まれるユーザーが多い測定項目です。
一般的には1KHz、1MHzで測定した数値が表示されています。当社では米国、アジレント製LCRメータを使用して20Hzから1MHzの任意の周波数で測定が可能です。


インダクタンス(誘導係数)

 誘導係数は一般的には「インダクタンス」と呼ばれています。

ケーブルに交流の電気信号を流すと導体と交差する方向に磁束が発生し、磁束変化を打ち消す向きに起電力が発生します(レンツの法則)。この電気信号の電流の変化割合に対する起電力の大きさをあらわしたものです。
音響ケーブルでの差は大きくありませんが、電気特性を調べる上では重要な特性項目です。 一般的には1KHz、1MHzで測定した数値が表示されていますが、当社では米国、アジレント製LCRメータを使用して20Hzから1MHzの任意の周波数で測定が可能です。


その他

 NIDEONでは上記のほか、絶縁抵抗、電源電圧、電源周波数などあらゆる電気特性を測定、分析することが可能です。お持ちのケーブルの絶縁抵抗、ご自宅の電源の品質測定などあらゆるご相談を承っております。
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